野球用語の意味辞典

カバーリング、

 

カバーリング [かばーりんぐ covering]

_カバーリングとは、意味、使い方、理由、用語、説明、解説

似ている言葉・同義語

カバー、フォーメーション

 

言葉の意味説明

カバーリングとは、野球の守備時に主に使う言葉。
捕球エラーや送球エラーをしてしまった場合に備え、カバー(フォロー)に入ることを言う。

 

例えば、打者が打った打球がサードゴロだった場合で考えてみると、
 1、サードゴロを捕球できなかった場合に備えて、後ろを守っているレフトが、カバーに入る。
 2、サードの送球がファーストの後ろにそれてしまう場合を考えて、 
   ライトが、サードとファーストベースの延長線上にカバーに入る。
 3、キャッチャーも右側に送球がそれた場合に備えてファースト方向へカバーに走る。
 4、セカンドは、ファーストの左側に送球が転がった際に備えてファースト方向へカバーに走る。
 5、ショートは、送球エラーで、打者ランナーがセカンドベースに向かってきた場合に備え、
   セカンドベースにカバーに走る
などが考えられる。

 

カバーリングは、どんな打球でも、どんな場面でも
グラウンド上にいる選手全員が何かしらの動きをしている状況が良いとされる。
2つ先のプレー、3つ先のプレーを読んで行動できるかがカギを握る。

 

カバーリングをする目的は、
・ランナーの進塁を防ぐ(最小限に抑える)
・失点を減らす
・相手チームにプレッシャーを与える(守備に隙がないと思わせる)

 

また、「カバーしてくれていると思うと、積極的に行動できる。」効果もできる。
その結果、のびのびとプレーでき、エラーやミスが減るということにつながってくる。

 

野球を始めた小学生や、中学生にはまず初めに覚えてほしいことの一つである。
高校野球や草野球でもカバーリングは非常に大切。

 

「野球用語サイト運営チーム編集」

 

 

野球での使用例

・近年カバーリングに注目が集まってきた
・カバーリングをしてくれていたおかげで、失点を防ぐことができた
・1人はみんなのために、みんなは1人のためを実践するには、カバーリングは欠かせない

 

 

日常での使用例

@友人のA君がBさんに告白する。A君はシャイだから、何かあったら僕がカバーリングしてあげよう。うまくいくといいなっ。 A新調したベットシーツに液体をかけるわけにはいかないので、いざというときのため、ティッシュを片手に持ってカバーリングをしている。

 

 

カバーリングに関連するものこと

 

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