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キャッチャースボックス [きゃっちゃーすぼっくす Catcher's Box]

_キャッチャースボックスとは、意味、使い方、理由、用語、説明、解説

似ている言葉・同義語

バッターボックス、捕球ゾーン、ランナーコーチャースボックス、ネクストバッタースサークル

 

「キャッチャースボックス」を使った単語

キャッチャースボックスライン

 

 

言葉の意味説明

投手が投球するまで、捕手が位置すべき場所である。

「公認野球規則2011より抜粋」

 

 

キャッチャースボックスとは、捕手(キャッチャー)が座り、投手の投球を捕球する場所のこと。
ホームベース約2.5個分の幅がある。
※ホームベースの幅が17インチ(43.18センチ)であるのに対し、キャッチャースボックスの幅は43インチ(109.2センチ)

 

―――ここからが応用編―――

 

実は、守備をしている選手は投手の手からボールが離れるまではファールゾーンに守ってはいけないというルールがあります。
(特にペナルティはない)
しかし、キャッチャーは投手の球を捕球するため、ファールゾーンに守備位置をとらなくてはいけません。
そこで、このキャッチャースボックスが存在するのです。

 

そして、重要なルールがあります。

 

 捕手は、ホームプレートの直後に位置しなければならない(野球規則4.03(a))

 

上記はつまり、捕手はホームベースの後ろで守備につかなくてはいけないということです。
そこにキャッチャースボックスがあると思ってもらえればいいです。

 

 故意の四球が企図された場合は、ボールが投手の手を離れるまで、捕手はその両足をキャッチャースボックス内に入れて置かなくてはならないが、
その他の場合は、捕球またはプレイのためならいつでもその位置を離れてもよい(野球規則4.03(a))

 

つまりは、投手が投球モーションにはいり、ボールが手から離れるまでは捕手はキャッチャースボックスを出てはいけないという事です。
しかも両足です。
これを守らなかった場合は、ペナルティとしてボークが宣告されます。敬遠やウエストの場合も同様です。

 

よく、片方の足だけボックス内に入っていれば問題ないという話も聞きますが、
正確には両足が入っていないといけないので間違えないようにしましょう。

 

「野球用語サイト運営チーム編集」

 

 

野球での使用例

・キャッチャースボックスの線を引く。
・キャッチャースボックス内から片足だけはみ出してしまった。
・バッターボックスの後方にあるのがキャッチャースボックスだ。

 

 

日常での使用例

@一刻もトイレに行きたいが、上司の話が終わるまでは席を離れられない。勝手に離れたら怒られる。まるでキャッチャースボックスに閉じ込められたかのようだ。 A女房役のキャッチャーは、いつもキャッチャースボックスというmyhouseから離れない。ボールを後ろまで取りに行くのも、料理を作るのも夫である僕の仕事だ↓

 

 

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